九品寺

 九品寺は浄土宗の寺。この寺は元弘三年(1333)の鎌倉攻めの折、新田義貞が材木座に本陣を構えた。北条高時以下一族は自害し、鎌倉幕府は滅亡した。

その三年後、建武三年(1336)に北条方の大勢の戦死者を弔うため、新田義貞が本陣跡地に建てた寺。九品寺は鎌倉に建てた唯一の寺です。

九品とは極楽往生を願う人の生前の行いによって定められた九種類の往生の有様をいう。上品、中品、下品のそれぞれに上生、中生、下生があり、合わせて九品とされる。

本堂


南北朝時代の作と言われる本尊の木造阿弥陀如来立像、石造薬師如来像が安置されている。