光則寺は、1274年創建の日蓮宗の寺院。瑞泉寺や海蔵寺と共に鎌倉有数の花寺として知られ、樹齢200年といわれるカイドウの古木や、200種類に及ぶ多彩なアジサイなど、四季折々の花が境内を彩っている。
日蓮上人が佐渡へ流された時、高弟・日朗が捕らえられて鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の重臣・宿屋左衛門尉光則の邸内の土牢に監禁された。
しかし光則は日蓮上人が自らの不運を嘆くことなく、弟子の身の上を案じる心に打たれ、次第に日蓮宗に心を寄せる様になり、日蓮上人放免後は、邸を寺として日朗を開山と仰ぎ文永十一年(1274)に創建された。
日蓮上人の著した「立正安国論」は光則の父・行時から、文永元年(1260)に北条時頼に建白された。現在の本堂は慶安三年(1650)に建てられた。